二重窓の効果
結露で窓がびしょびしょになっていちいち拭きとらねばならず、非常に手間がかかることがあります。そんな時に役立つのが二重窓です。
この二重窓はつい先ごろ実施が決定された住宅エコポイントの対象にもなっている製品ということで、にわかに注目度もアップしているのです。
トステムでもインプラス(内窓)の新製品を展開しており、これには熱伝導率がアルミの1000分の1という樹脂が採用されており、冷気の進入をしっかり防ぎ、結露の大幅低減を実現しています。
もちろんそれ以外にも、冬は窓からの冷たい空気の流入を低減し、夏は室内で冷房した空気の流出を抑えてくれます。つまり1年を通じて暖冷房効率を高めることができ、地球にも家計にも貢献するのです。
二重窓には、基本的に断熱、防音、結露軽減の性能が備わっているので、一般複層透明ガラス(ガラス総厚18mm:ガラス3mm+空気層12mm+ガラス3mm)でも厚さ5mmの単板透明ガラスの約2倍の効果を発揮します。
もちろん個々の居住地域や用途に応じて、更に他にもガラスの種類を選ぶこともできます。遮熱高断熱複層ガラス(ガラス総厚18mm:LowEガラス3mm+特殊膜+空気層12mmガラス3mm)なら単板ガラスの約4倍の効果を発揮し、紫外線もカットしてくれます。
これは、空気層と室内側ガラスにコーティングした特殊金属膜が大きな効果を発揮するもので、結露防止にも非常に効果的となります。二重窓はエコポイントの導入もあるので、一気に魅力的な設備となったようです。